いやはや

バカだなぁ
マイナーなフォントならばれないとでも思ったのかね。

この事実は、Webサイトによる足立裕司氏の訴えがきっかけでが明るみに出た。

って事はそれまで何ら連絡をしていなかった、と言うことでしょ?
今更何言ったって遅い遅い。

 「著作者が分かっている場合は許諾を得るものというのが通例だが、PENCKに使われているのが『Major Kong』ということをKDDI側で把握していなかった」(KDDI

これもなぁ。著作者が「著作権は放棄していません」と宣言している以上、
その著作物は著作権法にて保護されているものであるから、
許諾を得るのは「通例」では無くて「法に則った義務」ではないのかねぇ。
もうひとつ

デザイン担当者本人が「PENCK」のテンキーに適したフォントを探して「Major Kong」を使用し、auの担当者に『テンキーの数字は手書きフォントです』と説明したという。担当者はこのプレゼンを受け、デザイン担当者による手書きフォントであると誤解したという。

サイトウマコトは悪くないんです!誤解したau担当者が悪いんです!
じゃあ二月の発売までにサイトウマコトから足立氏に
(恐らく)連絡がなかったのは何故?他人のものを使っている認識があるなら、
そもデザインの段階で許諾得るでしょ普通。


もうね、穴ありすぎ。小学生でももう少しマシな言い訳すると思うなぁ。
以後は上記記事の記者に対するツッコミ。

今回の事例では、この行為が錯誤によって発生したものであり、故意に行われていないことは確かではある

行為自体は紛れもない事実なのだから「確か」ではあろうが、
穴だらけの説明なのに行為の理由についてまで「確か」と言う
論法はいかがなものか。確かである根拠については何もないと思うのだが。

しかしオリジナルの創作物であるかどうかの真偽を、個人作・企業作のすべての創作物と照らし合わせて判別することもまた難しいのは言うまでもない。とするならば、現状での問題解決策は、他人の著作物に対する権利の尊重という、各人の良心や自制心にゆだねるしかないのかもしれない。

少なくともそれで金貰ってる人(企業)が「判別難しいんですー」
は通らないんじゃないのかね。今回は個人のフリー素材だったから
この程度で済んだものの、コレがどこかの企業のものだったらこんなものでは
済んでないと思うのだがなぁ。
あ、企業のものだったらちゃんと許諾得てからデザインに取り込むか(´ー`)